アフガンが映す過去・現在・未来

アフガンが映す過去・現在・未来

2021年9月8日

パラリンピックも無事終わりましたが、この間、サイトの大幅リニューアルに挑戦していました。本号はリニューアル後最初の発信になりますが、まずは目下、世界中の目が注がれているアフガン情勢にについて取り上げたいと思います。アフガンと日本とでは国情は全く異なっていますが、今回の米軍撤退がもたらした混乱は、日本の現在と未来を映し出しているのではないかと思います。別題で、 facebook の「暴力」についても一言触れたいと思います。

サイトの大幅改造と facebook の「暴力」

以下のfacebookへのリンク不通は、わたしのURL入力ミスによるものでした。心よりお詫び申し上げます。
ただ、facebookのもう一つのアカウント=Ashishoboを削除できない状況には変わりはありません。(9/13)

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サイトの大幅改造については、twitterfacebookでもお知らせしておりましたが、本体での基本的な改造も終わり、改造後初のブログ発信となりました。大改造に至る動機や経緯は、新「葦の葉ブログ」スタートをご覧いただきたいと思います。

この新サイトでは、「カスタマイズありきの一風変わったWordPressテーマ」を基本コンセプトにした、yStanderdというテーマ(テンプレート)に変更しましたので、手探り状態での改造になりました。有料版を購入すれば手探り度はかなり軽減されるようですが、無料版でがんばりました。

無料版でも各項目ごとに詳しい解説がついており、シンプルでありながらも素人にも使いやすいテーマだと思いますが、当サイトとしては未だ発展途上という感じです。

本体の改造に合わせて、twitterやfacebookのカバー画像やプロフィール画像などの改造も平行して進め、サイトを改造中であることもお知らせしました。普段はSNSには投稿するだけで、SNSのページをつらつら眺めることもないのですが、久々に各ページに入ったところ、ある疑問にぶつかりました。

twitterやfacebook にはURLが表示されなくなったということの発見と、なぜ非表示なのかという疑問です。改造後の twitterfacebook をご紹介したいと思い、リンクを貼ったのですが、 twitter はページが開きますが、 facebook はページは「見つかりません」との表示。それぞれURLは登録済みのアドレスですが、 普段わたしが投稿している「葦の葉ブログ」のfacebook のアカウント(ashi.blog)は「制限」との表示が出て、それ以上進めず、このアカウントの管理者はわたしなのか、それとも別のなりすましなのかも確認できません。

実はfacebook には、「ashishobo」というアカウントもあります。当初「葦書房」を前面に出したアカウントを登録したのですが、いろいろの異変経験後、わたしの個人名を表に出しつつもブログサイトを基本にした「ashi.blog」というアカウントを登録しました。

一方、「ashishobo」 も残ったままなので、こちらは削除したいと思い、数年前からアカウントの削除を試みてきましたが、削除項目が見つかりません。「非公開」という項目が見つかったので「非公開」にしましたが、昨日、こちらの facebook にカウントを削除したいのに削除できないと投稿しましたので、数年ぶりに「公開」にしております。

しかし現在は、いったん公開にすると非公開にする機能も消えています。いろいろな項目には編集機能はついてはいますが、削除機能は皆無。非公開の選択も消されています。不可解なことにはこちらのアカウントはアクティブですが、あるのは編集機能のみで削除機能は無し。

facebook 系列のInstagramも「ashishobo」アカウントで勝手に登録されていますが、こちらも編集機能はあっても削除項目はありませんので削除できません。 Instagram には「絣ラボ」のアカウントで登録しましたが、勝手に無断で 「ashishobo」 でも登録されていましたので、 Instagram は「絣ラボ」でも一度も使ったことはありません。しかも Instagram はログインしようとしても「ashishobo」アカウントのみが表示されます。しかしわたし自身はこのアカウントでは登録していませんので入れません。いくらどう操作しても絣ラボアカウントは表示されません。ログインできませんので、こちらのアカウントも削除したくても削除できません。

さらに facebook では、いったんアップロードした写真も削除できません。webには削除方法が出ていますが、わたしの facebook には削除項目そのものが出てきません。出てくるのは編集か追加のみ。

facebook ではサイト大改造のお知らせはさせていただいていますが、アカウントや写真などの削除も自由に選択させなさいと訴えたい。削除の自由が剥奪されているのは表現に対する「暴力」ではないですか。

そしてSNSに共通しているらしい、利用者のURLの非開示は開示にせよと訴えたい。

アフガンが映し出す過去・現在・未来

さてやっと本題に入ります。米軍の撤退が始まるや、あっという間にタリバンがほぼアフガン全土を制圧しました。米軍の撤退が終了する前だったので、米軍はタリバンと交渉して撤退を妨害しないという約束を取り付けてやっと撤退を完了させたとのこと。

米軍撤退は、トランプ政権時代からの既定路線であり、バイデン政権もこの方針は引き継ぎましたので、タリバンはかなり前から、米軍撤退後の覇権掌握に向けた活動を開始していたはずです。その事前の準備が、あの電撃的ともいえる、アフガン制圧を成功させたのだろうと思います。

一方米軍は、ほとんど事前の準備なしに撤退を開始したのだろうと思います。装備だけが最新鋭であっても、戦争には勝てないということに改めて気づかされます。

戦争は回避すべきものであり、戦略や戦術について語ることは日本ではほぼタブーになっていますが、戦争は政治の一形態であることを、今回の米軍撤退騒動は如実に示していると思います。

アメリカは第二次大戦では大勝利を収め、日本の占領政策でも大きな勝利を収めました。しかしその後、アメリカが関与した戦争、いずれも地域限定の紛争ですが、ことごとく米軍の敗北に終わっているといます。

第2次世界大戦の“戦勝国”になって、戦後秩序という新しい体系を築いたアメリカですが、1945年以降、アメリカは自らが仕掛けた戦争に負け続けています。60年代のキューバ革命、70年代のイラン革命、同じく60年代から1975年までのベトナム戦争、1991年以降泥沼にはまったイラク戦争、民主化のきっかけを作ったミャンマー、2001年から20年間コミットさせられたアフガニスタン…アメリカの視点からは、すべて大失敗と言えるでしょう。

タリバンは本当に“悪”なのか?大国の意志に翻弄されたアフガンの真実
2021.08.23 島田久仁彦 MAG2

アメリカが敗北を喫した相手は例外なく反米主義者であり、反自由主義勢力ばかりであることに改めて驚かされます。ただアメリカが敗北したとはいえ、相手の完全勝利だったのかといえば、そうともいえないところが複雑なところですが、結果、世界に混乱の種を残しただけだということだけは間違いなさそうです。

アメリカはこのアフガンに110兆円もの国税を投じ、20年もの長きに渡って統治してきましたが、アフガン人が自らが自国をを統治しうるような体制を構築することまでは、ほとんどやっていなのではないか。アフガン政府は腐敗の塊だとは昔から世界中に知られていましたが、米軍統治下の最後の大統領となったガニ大統領は、タリバンの進撃を受けている渦中に戦うこともせず、車4台にお金を積み込んでアラブ首長国連邦に逃亡したという。

トップが逃げ出た以上、当然のことながら、60万人もいるらしい、米軍が訓練してきたというアフガン政府軍兵士もほとんど戦火も交えずに、タリバンに服しています。アフガンから逃げ出すアフガン人が空港に殺到しましたが、タリバンと戦おうというアフガン国民はほぼ皆無。

これはいったいどういうことなのでしょうか。バイデン大統領は、自ら戦おうとはしない国のために、自国軍兵士を死なせるわけにはいかないという趣旨の発言もしていましたが、これはそのとおりだと思います。

しかしアメリカの他国支援や統治は、日本を唯一の例外にして、ほぼ腐敗政府の温存に終始しています。巨額の国税を投入しても支配層の私腹を肥えさせるだけで、民生の向上にはほとんど使われません。米政府は親米でありさえすれば、トップの腐敗も不問に付してきました。

そんな腐敗仕切った政府の許で暮らす国民がいざという時に、命をかけて国を守るために戦うでしょうか。戦うはずはありません。国民の大半は逃げ出すだけでしょう。アフガン政府軍兵士がほとんど戦わずしてタリバンの侵攻を受け入れたのも、大勢のアフガン国民が国外脱出のために空港に殺到したのも、米軍統治の実態を映し出したものだと思います。

バイデン大統領は、そうした批判も想定してか、アフガンの国家建設などを目指しておらず「戦争の目的はテロ防止に限定されていた」とも語っていましたが、20年もの長きに渡る米軍によるアフガン駐留には、アフガンに民主的な国家を建設することも目的に加えられていたことは世界に広く知られている事実です。

西日本新聞に、元駐アフガン大使だった奥田紀宏氏が「タリバン復権」と題して、アフガン支援の失敗の原因について考察しています。一つは軍事作戦と開発支援がうまく嚙み合っていなかった、もう一つはアフガン人が自己再生できる仕組みを作ることができなかったことと、二つの原因を挙げていました。

この論評の中でもっとも驚いたのは、米軍はタリバン掃討のために軍閥に武器を与えて戦わせていたという。しかも、こんな内乱誘発策が最近まで続けられてきたという。何のための米軍駐留だったのかと思わざるをえません。アフガンに近代国家を建設することなどとうてい不可能な統治手法です。

しかしバイデン大統領としては、統治の失敗だとの批判をかわしたい。しかし、テロ防止も達成できたかどうかは不確かです。イスラム法を盾にした高圧的、強権的な統治下では、何か特別の資源でもなければ、国民を飢えから守ることは不可能だからです。

現代においては、近代的な教育や近代的な産業の育成や振興なしには、自力で国民の暮らしを維持することはどんな国でも不可能ですが、イスラム原理主義者やかつてのタリバン、そしておそらくは現在のタリバンも基本的には、国民にとっては生き延びるためには不可欠な、こうした近代的な技の数々をことごとく拒否しています。

中村医師は、まさに命をかけて前近代的な手法でアフガンに灌漑施設を建設しました。世界に類のないアフガン貢献ですが、しかしこれらの灌漑施設を使って生産された農産物だけで、アフガンの民の生存を維持できるのかといえば、おそらくそれは不可能だと思います。

基本的には、これまでは日本やアメリカや世界各国からの支援でアフガン国民の暮らしは維持されてきたのだと思いますが、歴代アフガン政府は、外国からの支援を受けながらも、支援なしに国を運営していけるような自立に向けた事業や活動を始めたことはあるのでしょうか。おそらく皆無に近いのではないか。

自立に向けた動きとしては、中村医師やペシャワール会が続けてきた水利事業以外思い当たりませ。これも30年ぐらい経つはずですが、今現在も日本の支援を必要としています。少し厳しい言い方をするならば、アフガン人には自立の意思が乏しいのではないかとさえ思われます。

イスラム教への過度な帰依(依存)が強制される非世俗化イスラム圏に暮らす人々には、そもそも自立心が芽生える契機そのものが剥奪されているのかもしれません。加えて、政治家の大腐敗です。政治家の腐敗とは、公金を私的に流用する、公的事業を私的利権として取り込むなど、公の私物化を意味します。

政治家の腐敗が横行すれば、本来なら民生向上に使われるはずの公金が政治家の懐に入るだけではなく、仮に国民が自力で暮らしていけるように努力しても、一握りの政治家や政治家と癒着した者にだけ富が回り、大半の国民は努力しても報われないという不公正、不公平な状況が常態化します。

これでは国民個々人の自立はもとより、国の自立もおぼつかない。おそらくアフガンはこうした状況にあったのではないかと思います。おまけに国の運営資金の大半は外国からの支援金です。他者依存度は最悪のレベルだったのではないか。腐敗は民主主義の大敵です。

政治の要諦は国民を飢えから守り、国民の暮らしの安心、安全を守ることですが、為政者としての最重要なこの能力の欠落したイスラム原理主義者たちは、自分たちの無能さを隠蔽するためにテロを強行します。アヘンと化したエセ宗教の恐ろしさよ。

日本にはおそらくイスラム原理主義は入ってこない、根付かないとは思いますが、腐敗は民主主義の大敵だという真理は、日本にも当てはまります。政治の腐敗は昔からありましたが、昨今の腐敗は日常の風景と化している感があります。政業癒着もすさまじい。政府の事業の大半を電通に丸投げ、電通はそれらの事業を配下の企業に再丸投げという異常事態にあることも、今回のコロナ禍で初めて知りました。

アフガンから学ぶべき三つの教訓

政府と癒着すれば、労せずして大儲けができる。公正な競争もへったくれもありませんね。腐敗は民主主義の大敵であるだけではなく、経済発展の大敵でもあるわけです。これは、日本が今回のアフガン政変から学ぶべき第一の教訓です。

第二の教訓は、米軍への過度な依存は国の自立への大きな障害となる、です。アフガンでは、米軍が撤退すると、あっという間に国の防衛体制は瓦解しました。アフガンが示したくれたこの教訓は非常に重大です。米軍は、駐留国の自立的な防衛力の向上を本気では考えていないということ。米軍の他国駐留は、あくまでも米国の国益と米国民を守るためだということです。これはある意味当然です。

アフガン情勢と関連して、沖縄から飛び立つ米軍機が増加。この飛行の増加とともに、m米軍機からは、機体の部材が次々と住宅地周辺に落下していますが、抗議するのは沖縄県だけ。防衛省も政府も無視。

また沖縄の在日米軍基地からは、繰り返し発がん物質などの有害物質を含む廃液が垂れ流され、川が有毒泡で占領される有様です。以前は米軍は現地視察には来てましたが、必死で除去している自衛隊を手伝おうともせず、視察を終えるとさっさとご帰還です。

しかし最近は視察すらせず、有害廃液を垂れ流すだけ。沖縄県は米軍に抗議していますが、有害ではないとして全く反省の色のありません。防衛省や日本政府は米軍や米国政府に対して抗議すらしていません。米軍も日本政府も、米軍が流す有毒物で沖縄県民ががんになろうが、病気になろうが知ったことではないとの姿勢。

一見、アフガンは極端な例に見えますが、こと米軍に関する限りは、日本では政府はあってなきがごとし。経済は基本的には民間企業が担っていますので、世界的にも上位を占めていますが、政府機能は世界的に見ても米国依存度が極度に高いので、その分脆弱にならざるをえません。この点でもアフガンは、日本の近い未来を考える際のモデルにもなりうると思います。

第三の教訓は、最新鋭の近代兵器は前近代的な戦法には非常に弱いということです。これはアフガンだけではなく、第二次大戦以降の米軍の戦史が証明しています。前近代的な戦法とは、何のために戦うのかという、兵士のマインドに基礎を置いた戦い方ですね。

日米や同盟国にとっての仮想敵国たる中国は、最新鋭の近代兵器と前近代的な戦法の両刀使いができるおそらく世界唯一の国だと思いますね。特に、 習近平主席による超強固な独裁化が急ピッチで進められている現在の中国では、共産党信仰、習近平信仰がイスラム原理主義の信仰に近い力を発揮するだろうと思われます。

この極度の独裁化は経済にとってはマイナスになるだろうとは思われますが、習近平中国は、経済を多少は犠牲にしてでもますます独裁化を進めるはず。最近の中国はまるでタリバンのように、芸能人や芸能そのもの排除にまで突き進んでいます。おそらく習近平中国は、タリバンの圧勝の源泉を知り、習近平原理主義の確立と浸透を図ろうとしているはず。

アフガンですら勝てなかった米軍と同盟軍が、中国を相手にして勝てるかといえば、ほとんど不可能だというのが最後の大教訓です。このアメリカに、政府機能すら放棄するような従属ぶりを発揮している日本政府に、日本防衛が可能かといえば、全く不可能です。今回のアフガンへの自衛隊機派遣も、ザマはないという感じ。もう莫大な税金を投じて、沖縄の海を埋めるという愚かなことは止めるべきですね。国防のためには全く無意味です。

今回のアフガン騒動は、われわれに多大な教訓を示してくれています。

個人名がターゲットに

がらりと話題が変わって、わたしの個人的な体験を披露させていただきます。

まず一つが、健康保険証が蒸発して行方不明になったこと。
年1回、後期高齢者健康保険証が更新され、新しい保険証が市役所から届きます。

昨年度分は7月31日が期限でしたが、8月末頃に病院に行くことなり、保険証が更新されていないことに初めて気がつきました。市役所に電話したところ、すでに発送済みだとのこと。通常は期限のかなり前に届きますが、受領していないと伝えて再送してもらうことになりました。再送分は無事受領しましたが、発送済みの保険証は行方不明のままです。

保険証は身分証明書にもなりますので、悪用されていないか気になってお知らせすることにしましたが、 わたしは健康保険証を身分証明に使ったことはありません。念のため。
メルカリでわたし個人のメールアドレスが無断で使われていたことはご報告済みですが(メルカリでも名前の詐称)、つい最近、この同じメールアドレス(hisamoto@poplar.ocn.ne.jp)に異変が発生していることに気がつきました。

普段メールのやり取りは、ashi@gold.ocn.ne.jpを使うので気がつかなかったのですが、個人メールアドレスでメールを送ると、送信者アドレスには(1)のついた「hisamoto@poplar.ocn.ne.jp(1)」と表示されます。これは機械的に表示されますので、訂正はできません。

アドレス(ファイル名)に(1)がつくのはオリジナルの複製品を意味します。中身は同じですが、最初の「オリジナル」ではなく、オリジナルに併存する複製品といことになります。原理的にはあり得ないとは思うものの、わたしとは別にオリジナルのアドレスを使う人がいるとの印象を与えかねません。

実はこの(1)付きの「hisamoto@poplar.ocn.ne.jp(1)」は、パソコンをDELLに変えて、メールの設定をしていた時に出現しました。「hisamoto@poplar.ocn.ne.jpでメール設定すると、同名の受信フォルダーが自動で作られますが、しばらくして突如(1)つきのフォルダーが出現しました。元のオリジナルとの併存なので(1)がついたと思われますが、オリジナルの「hisamoto@poplar.ocn.ne.jp」は空っぽ。おまけに何を操作しても反応しません。

やむなくその下に突如出現した「hisamoto@poplar.ocn.ne.jp(1)」を調べると、(1)がついている以外は全く何の異常もなく使えますので、この異変はほとんど異変とは感じないままつい最近まで使ってきました。受信は問題なくOKなので、なお気づきにくい。

初めてこの(1)を異変と気がついたのは、このアドレスを使って送信する際、自分のアドレスを見た時です。通常は相手のアドレスを確認することはあっても自分のアドレスをわざわざ確認することはありませんが、先日、たまたま発見した次第です。

発見後、オリジナルの(1)無しフォルダーをクリックしたところ、このフォルダーそのものが沈むようにして消えてしまいました。しかしhisamoto@poplar.ocn.ne.jp(1)の(1)はついたまま。同名ファイルがなくなりましたので、単純な複製なら(1)がついたままということはありえませんね。やはり異変です。

しかしこの異変は、Thunderbirdでは発生していませんので、わたしが使っているOutlookの中だけで発生しているらしい。

実は以前は「ashi@gold.ocn.ne.jp」で同じような現象が発生していました。受信は問題なくできるのですが、 「ashi@gold.ocn.ne.jp」 では送信することができません。やむなく、事情を話して個人アドレスで発信していました。

冒頭Facebookの「暴力」でも書きましたように、「個人名+ashi.blog」で発信しているアカウントは「制限」されて中に入れませんが、「ashishobo」アカウントはアクティビティです。どちらも削除できないのは同じですが、「ashi.blog」はアカウントの現況を確認することもできません。

最近では葦・ashiから個人「hisamoto」にターゲットが移ってきたのではないかと感じています。「葦・ashi」も実態はわたし個人でしたので、本質的にはさほど変化はないとはいえ、うっとうしさがますます募りそうです。しかし、このしつこさは日本人でないことだけは明らかですね。

個人をターゲットにした別の動きとして、「hisamoto@poplar.ocn.ne.jp」の個人のメールアドレスにカード会社を騙った不審メールが次々と届きます。これはわたしだけではなく日本国内外で日常化していますが、わたしの事例もご紹介いたします。

不審メールは、わたしが利用しているカード会社(本物とニセ者が混在)のみならず、未使用のカードや、見たこともないカード会社などからも多数届きます。ほとんで無視していますが、先日使用中と同名のカード会社のメールを開いたところ、IPアドレスが米国籍のものがありました。本物であることを確認しているカード会社のメールを開くと日の丸マークがついていました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: kutaniyaki.png
九谷焼×バンクシー
美しい!の一言。そもそも九谷焼そのものが美々しい!
「西日本新聞」で紹介されていたのですが、ネットには見当たらず、「福島民報」からの借用です。
九谷焼の製造販売・鏑木商舗

そこで、米国籍のIPアドレスからWhois情報を調べようとそのメールを開くと、「危険!」と書かれた全面真っ赤な画面に覆われて、IPアドレスの確認も、URLの確認もできませんでした。以来、同じ現象が出て、IPアドレスを確認することはできません。

他にはAmazonを騙った支払い案内メールも頻々と届きます。さらにはAmazon名の入ったウイルスメールまで届きますが、こちらは、メール管理会社で除去されてますので、被害はありませんが。

貧窮にあえいでいるわたしをターゲットにして、何を盗み出そうとしているのでしょうか。

なおデルタ庁開設に際してはIT学の第一人者、村井純慶応大学教授が、政府の「デジタル改革関連法案ワーキンググループ(WG)」の座長を務めておられることを次の記事で知ったばかりです。

デジタル庁発足翌日、慶応大・村井教授が語ったその人事と組織
日経クロステック/日経コンピュータ  021.09.07

この大事なニュースはどこも報道していないのでは?わたしはこの記事を読むまでは、菅総理と平井大臣が独裁的に運営しているのかと思い、失礼な批判もいたしましたが、管総理も平井大臣も村井教授の指導のもとにいるようなので、両氏とも日本のデジタル力向上を本気で考えているらしいことに、ほっとするとともに、デジタル庁に期待したいと思います。