GMOのあくらつ商法

GMOのあくらつ商法

2020-07-14

「葦の葉ブログ2nd」より転載

1.GMOのあくらつ商法

コロナ、異常豪雨のエンドレス襲来など、発信すべき重大問題を眼前にしつつも、前号(GMO不正とICANN情報)、前々号(GMO、ドメイン移管を妨害)に引き続き、本号でもGMO問題を取り上げさせていただきます。サーバー管理という、ネット環境の公正さや安全性確保が最重要な任務であるはずのサーバー管理企業において、非常に不透明な事業運営がなされるならば、当ブログのみの被害にとどまるものではありません。超豪雨の凄まじい被害に怒りを覚えつつも、まずはGMO関連の問題を発信させていただきます。

なお、仮想通貨交換所のコインチェックもGMOで不正被害に遭っています。詳細は本文最後に。

1946年5月5日、戦後復興へ向けて山笠復活
米軍のB29による爆撃で、福岡市内の市街地全域は焼け野原。しかし翌年には焦土の中で、山笠が復活。背後の校舎は爆撃の跡が生々しく残っていますが、復活へ向けての第一歩が始まります。目下、九州全域、日本列島全域が豪雨襲撃下にありますが、復活を念じて。(写真は西日本新聞より)

前号に続き、本号でもGMOとのメールでのやり取りを介して、問題の所在を明らかにしていきたいと思います。サイト運営などのご経験のない一般読者の方々にはやや煩雑な印象を与えるかもしれませんが、その際はどうぞご容赦ください。

GMO御中 2020-7-8 18:14

2020/07/07 10:09送信のわたしの質問メールに対する、2020/07/08 (水) 11:15受信のGMOからの回答への反論・再質問)・・・GMOわたしの応答の別を分かりやすくするために、色分けしております。

御社は平然とすり替えをしますね。

(1)について
→登録者情報は問題なく登録されております。
 「ICANNLookup」での表示基準につきましてはレジストラにより
 応答形式が異なるため、表示形式に差がでる状況でございます。

 尚、下記Whois情報検索サイトでは問題なくお客様の登録情報が確認いただけます。
 ご確認いただければ幸いです。
 ■Whois検索
 https://tech-unlimited.com/whois.html

(1)については、ドメイン管理の総本山であるICANNLookup情報について、指摘しているのですよ。

「「ICANNLookup」での表示基準につきましてはレジストラにより
 応答形式が異なるため、表示形式に差がでる状況でございます。」
と言われていますが、形式の問題ではなく、中身、情報そのものが存在していませんよ。登録者の権利を守るための最も重要な以下の情報が存在していません。(以下の引用は、さくらインターネット管理のkasuri-ikat.comのICANN登録情報の一部です。)
「Contact Information
Registrant:
* Name: Hisamoto Yoshiko
* Email: ashi@gold.ocn.ne.jp
* Mailing Address: GranepiNagaokadai202,2-14-16,minamiku, Fukuoka,」

御社自身が、「確認いたしましたところ、弊社ではICANNの以下URLにて
お客様のドメインが検索結果に出ますこと確認いたしました。
https://lookup.icann.org/lookup 」と、ICANNLookupのURLを示されました。

そこで御社の指摘に従い、ICANNLookupで検索したのですよ。このICANNLookupのどこにashi-jp.comの情報が記載されているんですか。一文字すら記載されていません。
この事実をごまかすために、今度は国内で運営している日本企業tech-unlimited.comの「Whois検索: https://tech-unlimited.com/whois.html」
を持ってくる。なぜ今回もICANN「https://lookup.icann.org/lookup」で検索せよと言わないのですか。底抜けのご都合主義ですね。

(2)についてもごまかしておられますね。

(2)について
→お客様のお持ちのドメイン以外でも検証いたしましたが、レジストラによって応答が異なりましたので、表示するレスポンスも異なるかと存じます。

ICANNLookupの管理者Responseには、「Raw Registry RDAP Response 」と「Raw Registrar RDAP Response」2種類がありますね。
Registry(今回のケースでは世界中の.comを管理しているVerisign)のものと、管理事業者のRegistrar(今回の場合は御社GMO)の2種類があって、それぞれの責任範囲においてICANNに情報を登録するということではないのですか。

ashi-jp.comでは、御社GMOが提供すべきRegistrarのResponseが存在していないということです。ICANNLookupにはashi-jp.comの登録者情報が一文字も存在していなのは歴然たる事実です。日本企業が運営しているwhois情報にすり替えるのではなく、御社が前回のメールで示したhttps://lookup.icann.org/lookupでご説明ください。

また、ドメイン登録者の中には個人情報を公開したくないので、管理会社(Registrar レジストラ:GMO等)にwhois情報の代行を委託するケースもあります。しかしわたしは半年以上も前から、whoisの個人情報の公開を御社に求めてきたのですよ。代行と公開とではwhois情報に違いのあるのは当然ではありませんか。

(3)について
→「Domain Status: clientTransferProhibited」でございますが、弊社にドメイン管理権限ある場合に表示されるステータスとなります。
 お客様の移転の意思表示をいただくことで、移管できるステータスへと変更となります。
 移転の意思表示は、アカウントマネージャーでの解約手続き(他社移転)にてお手続きいただいて確認しております。
 解約手続きされていない場合に、他社から申請がきましたら「否認」となります。
 理由といたしまして、明確にお客様にて移転の意思表示をいただいておらず、第三者からの申請と判断しているためでございます。
 ドメインの不正利用をおこさないためのお手続きとなりますため、ご理解くださいませ。

「Domain Status: clientTransferProhibited」でございますが、弊社にドメイン管理権限ある場合に表示されるステータスとなります。」とありますが、ICANNの規定では、登録者の事前の了解なしに「clientTransferProhibited」の設定はできないとありますが、御社は登録者であるわたしには無断で設定していますね。違法ではないのですか。(7/12現在、Domain Status:okに変更。やっとok ??? )

(4)について
→弊社にドメインの管理権限がございますので、アカウントマネージャーよりRegistrant Name等のWhois情報はお客様のご任意のタイミングで変更いただけます。
 尚、「Admin Name」「Tech Name」につきましては、ドメイン移管解約時にドメイン名管理者情報入力をご入力いただきますがご入力いただきました情報にて、「Admin Name」「Tech Name」への反映となります。

(4)について
「→弊社にドメインの管理権限がございますので、アカウントマネージャーよりRegistrant Name等のWhois情報はお客様のご任意のタイミングで変更いただけます。」とありますが、アカウントマネージャーのどこを探しても登録者自らがWhois情報を変更できる窓口はどこにもありません。事実、わたしは、ashi-jp.comの現在国内で公開されている登録者情報に変更してもらうために、長期に渡って御社と交渉を続けざるをえませんでした。登録者自身が変更できるのであれば、全く無用の交渉でした。

事実、今回改めてご案内いただいた以下の手続きページには、「一般・国別ドメイン名、汎用JPドメイン名のドメイン登録者情報の変更を希望の場合、アカウントマネージャーよりお手続きください。
※GMOクラウドでドメイン名の管理代行を承っている場合のみとなります。」とあり、
直接変更する方法はどこにも記載されていません。

しかも下記の指示に従って個人情報を登録しても、whois情報には反映されないことは、わたしが身をもって体験しています。
■ドメイン名の登録者情報の変更について(一般・国別ドメイン名、汎用JPドメイン名)
 https://helpcenter.gmocloud.com/common/s/article/ch-2399

(5)について
→「ashi-jp.com」を販売していたとのご質問ですが、
 対象ドメインは2019/01/05のドメイン更新費用のご入金が確認できず、一度廃止申請されたドメインとなります。
 そのため、そのような表示となりましたが、廃止申請がされない限りはおこりえない事象でございますので、ご安心ください。

とのご回答ですが、○○.ashi-jp.com型のサブドメインがいくつか出回っていましたし、ashi-jp.orgやashi-jp.co.jp などのトップレベルドメインを変えただけのドメインも多数販売されていました。

こうしたメールを書くだでも半日以上、時間が無駄に浪費されます。

(6)について
→ ドメインの移管申請時に必要となるAuthCodeは、
 お名前.comの管理画面である、ドメインナビにログインいただくことで確認いただいております。
 そのため、お名前.comのパスワードを登録いただき、お名前.comのIDが発行されますと、
 登録いただいたパスワードとIDが紐づく仕様となっております。
 
 アカウントマネージャーではAuthCodeを確認いただけませんので、お名前.comのドメインナビにてご確認いただいております。

(いずれにもリンクはなし。いちいち、自分でお名前.comのサイトを検索するところから始めざるをえません。)

(6)についてはお名前.comでの手続き前で、実際にどんな問題があるかは分かりませんので、具体的な反論は本メールには書きませんでした。しかし、一方的に解約手続きをお名前.comに移させたのだから、お名前.com関連ページへのリンクぐらい貼りなさいとの怒りの一言を送りましたが、上記ご紹介したような関係のないリンクの一覧が送られてきました。

しばし困惑しましたが、そういえば今年の1月のサイト消えとWHOIS情報不記載をめぐる騒動時、当初はお名前.comと交渉するように言われ、やむなくお名前.comにashi-jp.comドメインで会員登録したことを思い出し、この時のIDとパスワードを使ったわけです。このパスワードを入力してやっと解約手続きが終わり、アンケートにもともかくも何か文字を書いたので、こちらも無事通過、全てが完了しました。

手続きが完了すると、お名前.comからすぐさま新しいIDとパスワード設定のメールが届きました。やれやれ、これでやっと解約できる!と喜んだのもつかの間。新たな問題に遭遇しました。この新たな問題とは、GMO内で解約手続きが完了させずに、お名前.comに回すという仕組みが原因でしたので、GMOへ以下の質問メールを送りましたが、「配信不能」とのお知らせが届きました。これまで何度も何度もやり取りしたメールアドレスですが、おそらく、GMOが受信拒否設定をしているのだろうと思います。

そこでやむなく同じ質問メールをお名前.comに送りましたが、今現在も回答はなし。ところが、明日(7/12)このメール内容を公開しようと準備していたところ、7/11 20:09にGMOから回答が届きましたので、質問、回答を合わせて以下に転載します。なお、以下のわたしの質問では、当事者以外には分かりづらい部分につきましては、一部補足しております。

お名前.com御中 2020/07/10 (金) 17:34⇒2020/07/11 (土) 22:48

GMOで管理していたashi-jp.comのドメインの契約解除の手続き中ですが、GMOから御社での手続きに移っています。しかし多々不明な事柄が続出しており、GMOに質問メールを送ったところ、「配信不能」とのメッセージ付きでメールが戻ってきました。そこで、GMOの子会社である御社に、同じ質問メールを送らせていただきます。

契約解除がGMOで完結せずに、御社に回されたことで契約解除手続きが異常に伸びております。以下の質問にお答えいただき、至急契約解除手続きを進めてください。

****GMOへ送った質問メール⇒お名前.comさんへ******

GMO御中

御社から拝受しましたメール及び、お名前.comでの手続き中に発生した疑問につき、以下4点の質問をさせていただきます。(以下応答では、わたしGMOでは色分けしています。)

(1)解約手続き解説メールに次のような警告がなされていますが、わたしは御社にWHOIS情報代行サービスを依頼したことはありません。登録者であるわたしに無断で、勝手に御社がWHOIS情報代行サービスをやってるのですよ。そんな勝手な越権行為をしていながら、以下のような警告をするとは、盗人猛々しいにもほどがあると、唖然としています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ご注意ください(注:赤文字警告)
WHOIS情報代行サービスをご利用のまま解約された場合、
ドメイン名の登録者情報、管理者情報が弊社情報のまま
となりますので「ドメインNavi」(注:リンクは貼っていない!)よりご変更ください。

WHOIS情報が弊社情報のままによる損害や不具合などに
ついては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

わたしは御社にWHOIS情報代行サービスを依頼するどころか、今年の1月から2月にかけてのwhois変更騒動で、何度も自分でやるから、御社のWHOIS情報代行を解除してほしいとお願いさえしているのですよ。
上記の件でわたしに何か不利益が生じた場合は、御社が全責任を負うべきであることは明白ではありませんか。

GMOのアカウントマネージャーでは、もうashi-jp.comの詳細情報は開くことができず、「WHOIS情報代行」が解除されているかどうかは不明です。契約解約時に管理者をXサーバーに変えていますが、御社GMOがなお勝手に「WHOIS情報代行」を続けているのですか。

御社が今も勝手にWHOIS情報代行をやっているのかどうかは、お名前.comの「ドメインNavi」のどこで確認できるのですか。リンクもなし。

(1)について(GMOからの回答。以下、同)
ご認識通り、お客さまのドメインにおきましては
WHOIS情報代行サービスをお申し込みいただいておりません。

共通のご案内メールでございましたため、その旨のご案内記載がございました。
分かりづらく、申し訳ございません。

(2)Whois情報には以前と変わらず、digistrarとして御社GMOとお名前.comが記載されていますが、登録者であるわたしの住所が一部勝手に変えられています。御社との契約解除前の6/24の検索では、建物部屋号数(Granepinagaokadai 202)まで記載されていましたが、解除後、本日7/10の検索では建物部屋号数がすっぽり消えています。このマンションには30数戸が入っていますので、部屋号数がないというのは、住所が特定されないにも等しい状況です。

驚いて、お名前.comのwhois情報画面から建物名と号数を追加修正をしました。確認URLが届き、変更承認ボタンを押したにもかかわらず、4~5時間経ってもわたしの変更が反映されていません。お名前.comのwhois情報変更ページで確認しようとしても「ドメインがない」との表示が出て、お名前.com内でわたしが変更した正しい住所になっているのかどうかも確認できません。(*7/11 22:30現在の外部のwhois情報でも、建物部屋号数(Granepinagaokadai 202)は消えたままです。)

なぜ住所の一部が勝手に削除されているのか。原因を調べて、正しい住所に変更できるようにしてください。GMO内で解約から移管までの手続きが完了できれば、こんな事態も発生しなかったはず。解約を妨害しているのではないですか。

(2)について
建物部屋号数の件について、担当部署にて確認をおこなっております。
確認ができ次第、改めてご返信いたします。

(3)お名前.comの会員情報にXサーバーさんの情報が登録されています。GMOとの契約解除時の管理者情報に入力した、Xサーバーさんの管理者情報が、そのままお名前.comの会員情報に転載されています。しかもこの会員(Xサーバー)に付与されたIDは、お名前.comでの手続きに必須のIDとして、御社からわたしに送られてきたIDです。いったいどういうことですか。
Xサーバーにしたら、勝手にお名前.comの会員にさせられたも同然ですが、いったいどういうことですか。お答えください。
ashi-jp.comの登録者であるわたしの情報は、お名前.comではどこに登録保管されているのでしょうか。

(3)について
こちらはアカウントマネージャーより、解約お申し込み時のドメイン名管理者情報入力内の
管理担当者情報が反映している状況となります。

(4)・御社がわたしに無断で勝手に設定した「WHOIS情報代行」が解除されているかどうか。
   ・whois情報の登録者(わたし)の住所の建物部屋号数がなぜ削除されたのか、その原因と復活

(4)は念のため重複質問していますが、以上早急にお答えください。移管手続きが全く進みません。契約解除妨害をいい加減に止めろ!!!

****GMOへ送って質問メール⇒お名前.comさんへ******<終わり>

GMOに代わって御社がお答えください。そして大至急、正しい情報のもとで、ドメイン契約解除、他社(Xサーバー)移管を可能にしてください。

わたしはこれまで、GMOとの契約解除をするのにGMO内で完了させずに、わざわざお名前.comに移させて手続きをさせる狙いは、解約妨害のためだと指摘してきましたが、それを身をもって実証、実感しました。加えて、ドメインの所有権(登録者としての権利)を曖昧にすることも狙っているのではないかと思います。

解約手続きの流れを簡略化すると次のようになります。

(1)GMOのアカウントマネージャーにて解約手続きボタンを押す⇒管理者情報入力ページにて管理者情報入力+アンケートへ回答

(2)お名前.comにて解約予定のドメインにて会員登録=お名前.comのIDとパスワード入手⇒

(3)移管先サーバー管理会社より、英文にて管理者情報を入手⇒Xサーバーより受領

(4)(2)と(3)を入手して初めて、(1)の管理者情報ページは完成する。管理者情報入力欄の冒頭の管理者パスワードはお名前.comに登録したパスワードを入力、パスワード欄以下の管理者情報入力欄は移管先(Xサーバー)の情報です。

(5)以上入力が完了すると、お名前.comからすぐさま新しいIDが付与され、パスワード設定が求められます。この新しいIDとパスワードは(2)で入手したIDとパスワードとは全く別物です。

(6)新IDとパスワードで開いた管理画面に登録されている会員情報は、(1)で入力した管理者(Xサーバー)情報がそのまま転載されています。これは上記メールでGMO自ら認めている通りです。管理者情報に別の情報を登録したら、別人(個人or法人)の情報が会員情報として登録されることになる仕組みになっているわけです。このIDとパスワードにはashi-jp.comが紐づけられているらしい。「らしい」と書いたのは、このIDページでashi-jp.comのwhois情報を変更しようとしても、このドメインは選択不可と表示されるからです。しかしIDとパスワードはわたし個人に充てられたものであるわけです。

(7)一方、(2)の旧会員ページではドメインそのものが消えています。

(8)訳が分からんとしか言いようのないこの複雑怪奇な仕組みは、解約妨害を狙っている、あるいは、解約手続き上の間違いを誘発することを狙っていることは明々白々です。加えて、その仕組みの複雑さによって、ドメイン登録者の権利(所有権)を曖昧にすることも狙っているのではないかとも思われます。

(9)GMO以外では、登録者自身がwhois情報を変更できますので、GMOで勝手に情報が改変されていても、移管後に正しい情報に変更すれば登録者の権利は世界公認となりますので、わたしのように神経質になる必要はないのかもしれませんが、解約手続きをGMOからお名前.comに移すという面倒な作業を登録者に強制した挙句に、登録者情報を曖昧にするというこの手口は余りにもあくどすぎませんか。

登録料未納による権利切れ時などには、GMO=お名前.comはどこよりも早く、そのドメインを仕入値ゼロでフル活用する。こういうあくどいカラクリは、仕入値ゼロでドメインを販売する商売には大いに役立ちそうですね。お名前.comがドメイン販売では日本一だというのにも、この登録者騙しのカラクリが役立ってるのでありませんか。

(10)解約するにはお名前.comでオースコードを入手しなければなりませんが、何かまた新たな罠が仕掛けられているのではないかと心配です。GMO=お名前.comのあくらつ商法を公開した上で、最後の解約手続きに入ります。

 

2.コインチェックもGMOで不正被害

6月1日、コインチェックで「お名前.com」=GMOが絡む驚くべき事件が発生しています。マスコミは全く報道していませんが、偶然、コインチェック社の、事件の経緯を伝えるお知らせを発見しましたのでご紹介します。(7/15)

当社利用のドメイン登録サービス「お名前.com」で発生した事象について(最終報告)2020.6.4

コインチェック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:蓮尾 聡、以下当社)は、2020年6月1日に発表したドメイン管理サービス「お名前.com(GMOインターネット株式会社)」の当社アカウントで発生した事象について、事実が判明した時点より、原因の究明および対策を進め、ドメインの登録サービス事業者の移管を実施いたしました。

お客様にはご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げると共に、今後もさらなるセキュリティの強化やサービスの向上により、お客様により安全に・安心してご利用いただけるサービスを提供できるよう努めてまいります。

本件に関する詳細は、以下の通りです。

「お名前.com」で発生した事象

「お名前.com」のドメインやサーバーを管理する「お名前.com Navi」における通信を改ざんできる不具合を利用し、悪意のある第三者が不正にメールアドレスの変更を実施。変更したメールアドレスを使用し当社アカウントのパスワードを変更後、ログインし、ドメイン登録情報を書き換えたことが判明しました。

ご参考:お名前.com Naviで発生した事象につきまして(GMOインターネット株式会社)https://www.onamae.com/news/domain/20200603_1/

上記詳細を見ると、コインチェックは事件の経緯を、時刻を付記して非常に詳細に表にしてまとめており、異変感知後の記録を詳細に残していたことが分かります。コインチェックは6月1日に不正を確認、6月3日にはドメイン管理会社を「お名前.com」=GMOから他社へ変更しています。

絣ラボ・ロゴ
絣ラボ」を「葦の葉ブログ」と連携させました。

コインチェックは、昨年、北朝鮮のハッカーによって500億円超の仮想通貨が盗まれるという被害にも遭っていますが、この大窃盗事件にも「お名前.com」=GMOの不正誘発サイトが関与していたのではないか。しかし今回のコインチェックの対応を見ると、非常に迅速で、専門的な対応能力もかなりレベルアップしていることがうかがえます。

わたし以外のこのコインチェックの事例からも、お名前.com Navi(GMO)は不正誘発サイトを運営していることが証明されたわけですが、この事件についてマスコミは全く報道していないのではないか。購読中の西日本新聞でもNHKでもひとかけらも報道していません。ネットでも見たことがないので、おそらく報道は皆無に近いのではないか。

日本のマスコミが報道しないのは、韓国の印象を悪くするような事件や事象、そしてアメリカやアメリカ企業に致命的なダメージを与えそうな事件や事象に特別の配慮をするのか。

米国の例でいえば、遺伝子組み換えで悪評高いモンサント(2018年にドイツのバイエルンに買収され、社名は消える)に対して、米国はもとよりEUや南米でも大規模な抗議デモが行われても、日本のマスコミはほとんど報道しない。牛豚などに大量のホルモンを投与して、生育を不自然に促進する手法に米国内で抗議運動が起こっても報道しない。米軍が2万頭ものクジラを殺しても報道しない。コロナ感染拡大以前に、米国で大量のインフルエンザの感染者や死者が出ていることなどを報道しない。わたしはこれらのニュースは全てSNSやWEBメディアで知りましたが、韓国については、数が多すぎるので例示は割愛。(7/17)

そういえばコロナ関連報道で、NHKはGMOの宣伝ニュースを繰り返し報じていました。GMOの社長がSNSを使って、同社のテレワークが順調に進んでおり、コロナ以前よりも売り上げが伸びているという趣旨の発信をしていたそうですが、GMO社長のこの発信を、わたしが確認しただけでもNHKのラジオニュースでは、少なくとも2回は放送していました。1~2月にかけて、当サイトでWhois情報の公開をめぐってGMO批判を展開してから、2~3週間後のことです。

その一方で、GMOが不正誘発サイトを運営しているというニュースは完全無視。NHKを筆頭にした日本のマスコミの偏向報道は、日本国民の生命財産よりも、別の何かを守ろうとしています。(7/15)

なお、社長が夫婦別姓を訴えて話題になったサイボウズも、GMOの関連会社(子会社?)になっています。公開ページには記載はありませんが、ログインページには同社の名が記載されています。(7/16)

3. やっとドメイン移管が完了  (7/23)

一昨日(7/21)、やっとドメイン移管が完了しました。6月30日に移管の申し込みをしましたので、22日もかかってやっと完了したことになります。本テーマ「GMOのあくらつ商法」の続きですので、「3」として追記しました。 上記「1」「2」でもご報告しておりましたように、度重なる障害を越え、オースコードという、GMO=お名前.comからashi-jp.comに付与されているコードを使って移管手続きをする最終段階までたどり着いたのですが、予想どおり、移管妨害の罠が仕組まれていました。

その罠を暴露するに当たって、完了までの流れを以下にまとめました。

  • お名前.comからオースコードを取得し、Xサーバーに登録。
  • Xサーバーからドメインの移管承認の可否を問うメールが届く。
  • 即座に承認。
  • お名前.comから不承認の通知が届く。
  • 上記の手続きを3度繰り返しましたが、3度ともお名前.comから以下のような不承認通知が届きました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ お名前.com  by GMO ■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■トランスファー申請不承認処理完了のご連絡■

───────────────────────────────────

 Xserver Inc. 様(赤ラインは久本)

ドメイン名:ashi-jp.com

上記ドメインのトランスファー申請につきまして、下記いずれかに該当する

ため申請を不承認といたしました。

1.該当URLより不承認処理が行われた

2.Whois情報公開代行サービスの設定が行われている

3.ドメインの契約終了日まで7日以内(JPドメインのみ)

4.期限内に承認処理が行われなかった

再度申請を行う場合は、上記事項に該当しないことを確認した上で申請を行ってください。

1・・・「該当URL」が何を指しているのか不明なので、お名前.comに質問しましたが、回答なし。やむなくXサーバーに質問したところ、移管承認用のURLだとのこと。移管承認用のURLはXサーバーからしか送られてきてませんが、確認した時点で3度とも即座に承認を返信していますので、わたしが不承認処理をすることは100%ありえません。

2・・・.Whois情報公開代行サービスについてはすでに繰り返し述べておりますが、わたしの方からは一度も依頼したことはなく、GMOが勝手に代行をしておりました。現在も代行しているのかどうかも問い合わせておりましたが、返信はなし。

3・・・JPドメインのみなのでcomドメインは関係なし。

4・・・期限内の承認処理は、Xサーバーにわたしが承認返信した後、お名前.comから届く承認通知受信から96時間以内に手続きしなれば、移管は中止されるという決まりのことですが、お名前.comからは承認通知は一度も届いていませんので、これも無関係です。

ということで、いずれも移管不承認の理由にはなりません。

実は、初回は、Xサーバーに登録済みのwhois情報のメールアドレスがおGMO=お名前.comに登録していたwhois情報と異なっていました。1から4までの不承認理由には該当しないものの、初回の不承認はこれが原因かもと思い、お名前.comでwhois情報を変更するのは不可能な状況でしたので、すぐさまXサーバーでメールアドレスを元に戻しました。

メールアドレスを変更したのは、Xサーバーで使用開始した当時、Xサーバーから送信されたFTP情報が受信できないという異変が繰り返し発生し、やむなく登録していたashi@gold.ocn.ne.jpから個人アドレスに変更したという事情によるものでした。

FTP情報は入手できましたが、メールアドレスを元に戻すべきかどうか迷いつつも、そのままにしておきました。「ashi」は攻撃の対象になっているので変えた方がいいかもと思う一方、それでは連中の思うツボだとの思いの間で揺れていました。

しかし迷っている場合ではないので即刻、メールアドレスを元に戻しました。これでもう、こちらには不承認の理由は全く存在しません。そこで再び、三度(みたび)オースコードを使って移管申請をしましたが、2度目も3度目も、上記ご紹介しました不承認通知と全く同じ通知が届きました。

2度目も3度目も、なぜ不承認なのか、その理由を問うメールをGMO=お名前.comに送りました。メールには不承認になる理由は存在しないことを具体的に書き添えておりましたが、両社からは返信なし。それどころかGMO宛てメールには配信不可のメッセージが戻って来る始末です。

何という会社なのかと恐怖すら覚えましたが、今これを書きながらも改めてその異常さに背筋が凍る思いがします。

7月21日、やっとドメイン移管が完了。

以上が完了に至るまでの概略の流れです。この間、GMO=お名前.comとの間でメールのやりとりがありましたが、それらのメールを公開すべきかどうか迷っています。メールの主たる部分は、GMO=お名前.comの対応の不当さを問うものですが、具体的かつ詳細に書いていますので非常に長いということが迷いの最大の理由です。一般読者の方には煩雑な印象を与えるのではないかとも思い、取りあえず、以上概略をご報告いたします。

しかしサーバー管理という特殊な業種とはいえ、世界中がネットで覆われている今は、サーバー管理は特殊であるというよりも、我々の生活の根幹に食い込んでる、根本インフラであるとの認識を世界中で共有すべきだと思います。

もしもこの根本インフラにおいて、不正や犯罪が野放し状態であるならば、日本も世界も不可視下のまま社会的な破壊が進行し、いつの間にか不正や犯罪が社会的実権を握ることになるはずです。

これを防ぐためには、サーバー管理における不正を防ぐための、罰則を伴う実効性のある国際法の制定と、国際的な監視機関を設置すべきだと思います。ICANNには監視権限はなく、実効性のある規制法も存在しません。これは余りにも異常ではないですか。

4.Whois情報について(7/25)⇒(7/27)

やっとドメイン移管が完了しましたのでやれやれと一息ついていたのですが、ふとWhois情報がどう変わったのか気になり、確認しました。最初確認した時は、訳の分からない情報が記載されていました。その状況を以下に箇条書きします。

(1)Xサーバードメインを移管したはずなのに、レジストラ(管理者)欄にNetowl, Incとstar-domainという見たこともない会社の名前が記載されていました。

Xサーバーに問い合わせると、Netowl, Incは同社の上位管理機関(上位レジストラ)だとのこと。ネットで検索すると、Netowl, Inc とstar-domainは親子関係にあるらしいことは分かりましたが、両社がXサーバーの上位機関であることをうかがわせるような情報は発見できませんでした。

Netowl, Incがashi-jp.comドメインの管理をしているレジストラであるならば、ICANNにも登録者情報を送ってほしいと思いますが、それをわたしが直接依頼することはできないらしい。

(2)statusがclientTransferProhibited-https://www.icann.org/epp#clientTransferProhibitedとなっており、GMOと同じ扱いです。Xサーバーに問い合わせると、ドメインが勝手に移管されるのを防ぐためだとのこと。ただし、何時でも解除はできるとのことでした。確認すると、わたしの判断で何時でも解除できる設定になっていました。この点は、登録者であるわたしは一切タッチできないGMOとは大きく異なっています。

(3)レジストラント(登録者)情報がXサーバーの情報になっていました。Xサーバーに情報公開代行を設定していなかったからだとのこと。よく分かりませんでしたが、XサーバーはGMO=お名前.comとは異なり、whois情報は何時でも簡単に変更できますので、すぐさま正しい情報に書き換えました。

(4)ICANNのwhois情報(LookUp)には、わたしの個人情報は公開されていません。この理由もXサーバーに尋ねましたが、よく分かりませんでした。

(5)国内のwhois検索でも、登録者情報まで確認できる詳細情報まで開示している検索は、最近では皆無に近い状況になっています。一昨日ぐらいまでは、2社の検索では登録者の情報まで開示していましたが、昨日からはこの2社までもが、登録者情報は非開示になっています。当人が公開を求めても、業界ぐるみで非開示で統一したのかも、という感じです。

(6)本日 (7/27) 再度確認したところ、Tech-Unlimitedでは、わたしの個人情報も含めて詳細情報が全て開示されていました。全てを調べたわけではありませんが、デジストラのstar-domain以外の外部検索では、おそらく唯一ではないかと思います。ということで、ashi-jp.comドメインのwhois情報開示については、Xサーバーには問題はないということになりそうです。

5.GMO=お名前.comの移管妨害(8/1)

なぜGMOはこれほど執拗にドメイン移管を妨害したのか。システムそのものが、移管しにくい仕様になっているようにも思いますが、特にわたし(ashi-jp.com)に対しての妨害であったと思います。わたしは移管手続きの一つ一つを証拠としてPDFやスクリーンショットに残していますが(この記録保存にも多大な手間と時間が費やされています)、移管手続きに関するマニュアルにある項目がわたしのマイページには表示されていないという事例や、手続きの都度、GMO=お名前.comとのやり取りが求められる際の、お名前.comからのメールに、意図的にこちらのミスを誘う仕掛けがなされており、GMO=お名前.comの求める移管手続きが何時まで経っても終わらないという結果に誘導させられきました。

これらの手続き過程の全てをPDFやスクリーンショットとして残していますが、今ここでは紹介いたしません。GMOはおそらく、ashi-jp.comのサブドメインをわたしに無断で売っていたはずです。事実、サイト消滅騒動の発生した今年1月、初めてお名前.comにアクセスした際は、「人気ドメイン!」との触れ込みで、ashi-jp.comのトップレベルドメイン(.comの部分)だけを変えたashi-jp.○○や、サブドメイン(ashi-jp.comの先頭に文字を加えたドメイン)○○.ashi-jp.comが多数販売されていました。

わたしはこれを見た瞬間は、ashi-jp.comはこんなに人気があったのかと驚いたほどです。当時はサイトの復活に必死でしたが、わたしが設定登録していたサブドメイン old.ashi-jp.comの旧サイト群も全て消滅していました。親サイトであるashi-jp.comが消えていますので、子サイトも消えるのは当然ですが、パラサイトサイト群「ww12.ashi-jp.com 、w1.ashi-jp.com、 w7.ashi-jp.com」は消えずに表示されていました。(参照:サイト臨時復活・前編

これらのサブドメインは独立して売られていたことは明らかです。売主はGMO=お名前.comだと思われますが、同社はドメインの卸もしていますので、実際の売主は別かもしれません。ただ、パラサイトサイトも今は消えていますので、不正ドメインの利用も簡単ではないはずです。

こういう犯罪行為が発生したのは、ashi-jp.comというドメインにそれなりの価値があるからだと思われますが、当のわたしにはそのサイト運営による恩恵は非常に限定的です。唯一のご利益は、20年近く葦書房の経営を続けてきましたが、サイトでのみ宣伝してきた葦書房の本がそれなりに販売できたことです。

これもひとえに読者の皆様のご厚情によるものと深く感謝しておりますが、売上額は数千万円にもなるはずです。一般マスコミからは叩かれることはあっても、好意的に取り上げられることは皆無に近い中で、サイトによる宣伝の威力のすごさを改めて感じているところです。

しかし今や販売できる書籍類も数少なくなり、葦書房の閉鎖も間近という状況になっています。そうした中で、このサイトそのものからも収益を上げたいと考え、色々試みてきましたが、サイトからの収益はゼロです。唯一Google広告で1000円余の収益は出ましたが、Googleでは5000円以上だったか、8000円以上だったかの収益に達しなければ、支払いにはなりませんので実質ゼロ同然です。利用料ということなんだと思いますが、こちらも1000円や2000円では収益にもなりませんので、今は広告も貼っていません。

しかしその一方で、不正利用されるほどashi-jp.comには利用価値があるらしいということには、納得しがたいものを感じます。ただ、ドメインは利用料が未納になれば、復活期限は設けられてはいるものの、消滅します。しかし管理会社の所有にはならないはずですが、著作権のような明確な権利の保障はありません。ドメインの権利は非常に曖昧なのではないかと思います。それがGMO=お名前.comの厚顔無恥、傍若無人な不正を許しているのではないかと思われます。

6.しつこくパラサイトし続けるGMO=お名前.com(8/28 ⇒8/30)

以下、暴風雨は水爆1万個の破壊力 よりの転載です。

お盆前にお名前.comから唐突に、ドメイン移管手続きが期限切れのため移管が完了していないという趣旨のメールが届きました。まだ移管妨害を続けるのかと不気味に感じながらも無視していました。すると、今度はわざとらしく、他社に移管が完了しているようですとのメールが届きました。業界筋とはいえ社名だけは知られている会社が、よくもここまで子供じみたことをやれるものだとあきれ果てています。

Xサーバーへのドメイン移管も完了していますので、GMO=お名前.comとは完全に縁が切れていると思い込んでいましたが、ひょっとして未だ何か残っているのかもしれないと思い、GMOの、解約後は閉鎖されているはずのわたしのアカウントマネジャーにアクセスすると、元のままのわたしの個人名やashi-jp.comドメインや住所などの関連情報(whois情報)がそのまま残っていました。驚愕してすぐさまGMOに抗議と削除を要求しましたが、回答がありません。2度目はGMOとお名前.com両社に同文の抗議メールを送りました。

お名前.comにもXサーバーの情報を登録したashi-jp.com名と新ID情報が移管が終了しているにもかかかわらず、まだ残っていましたが、こちらは私自身で解除することはできました。しかし元の(本当の)所有者であるわたしの名前などが残っているかもしれないとも思い、GMOとお名前.com両社宛てに関連情報の全削除の依頼メールを送りました。

GMOからはやっと回答が届きましたが、削除は私自身ではできず、GMOに作業を依頼せよとのことでした。

ここにきて、GMOのアコギな手口がより鮮明になりました。その手口について改めて要約しますと以下の通りです。

GMOに契約解除の申し入れ⇒契約解除手続きはお名前.comに移転してから⇒お名前.com移転手続きを兼ねた契約解除申請書への入力=新しい管理者情報を入力させる・・・(1)わたしは新しい管理者となるXサーバーの情報を記入。(2)GMOに特別不審・不信を抱いていない一般的な顧客は、とりあえずの移転先となるお名前.comの情報を入力するはず⇒強制的なアンケートにも回答⇒お名前.comから新しいIDと関連情報が届く。

⇒この新IDに紐づけられている新IDの所有者は、契約解除申請書に入力した新しい管理者です。⇒この本来は管理者である新IDの所有者は、お名前.com移転後は、契約解除を申請しているドメイン(ashi-jp.com)の所有者として勝手に転換される仕組みになっています。⇒ashi-jp.comの本当の所有者(登録者)名=久本福子は、お名前.com移転後は事実上消滅させられています。

⇒Xサーバーに移管時は、お名前.comでの新ID所有者情報がそのまま移管されますので、登録者(所有者)はわたしではなくXサーバーとになっており、この情報がそのままwhois情報として登録公開されていました。⇒この事実に驚愕し、わたしはXサーバー移管後すぐさまわたしの情報に書き換えました。⇒その一方で、GMOにはそのまま情報が残されていました。お名前.comの様子は不明。

複雑怪奇なこの仕組みの全貌を理解したのはドメイン移転後のことであり、その細部にわたって理解できたのは、お盆前後のGMO=お名前.comとのやり取りの後のことです。これほど複雑で陰湿な仕組みを作り、ドメインの所有者を曖昧にして、元手なしでドメインを搾取しようというあくどさには、背筋が凍る思いに襲われています。いくら新興企業とはいえ、日本人はここまで陰湿、悪辣になったのか。信じられない思いです。以下に、GMOとのメールのやり取りの一部を転載します。本文と日付以外は省略。まずはわたしの怒りのメールから。新しい日付順です。

 

2020/08/24

GMOクラウド御中

解約するのに、なぜこれほど手間暇取らせるのですか。いい加減に解約妨害は止めろ!!!

アカウントマネジャーから解除手続きできるとありますが、アカウントマネージャーから解約手続きすると、ドメインの契約解除と全く同じ手続きが待ってますよ。

当然、それを承知なので御社に作業代行を依頼せよとのことですが、契約解除はいかなる契約であれ、世界中
どんなケースであれ、契約者当人がするものですよ。なぜその簡単明瞭な仕組みがないのですか。御社に依頼せよとは余りにも異常。ほんとうに御社が契約解除をして、わたしの関連情報が完全に消されるのかどうか、信用できませんね。

顧客を契約解除後もまだ手放さそうとはしない御社のしつこさには、正直なところ恐怖さえ感じます。はっきり言って、気持ち悪い。ヒルみたいです。
もう一分、一秒でも御社のサイトにわたしとashi-jp.comの情報が残っていることは耐え難いので、やむなく御社に契約解除作業の代行を依頼します。完璧に、完全にわたしとashi-jp.comの情報を削除せよ!!!

 

2020/08/24

ashi-jp.com
久本福子 さま

平素は弊社サービスをご利用いただきありがとうございます。
お客さまサービスセンターMでございます。

回答までに長らくお時間賜り申し訳ございません。
この度2通ご連絡いただいておりますが、本メールにてあわせての回答とさせていただきます。

ドメイン移転解約が完了後、
引き続き弊社サーバーにてご利用いただけるようにアカウントマネージャー上のステータスが再度「利用中」へ戻ります。
(ドメイン管理は他社となります。)

※ドメイン移管後も引き続き弊社サーバーをご利用される方が
いらっしゃるためそのような仕様になっております。

そのため、恐れ入りますが
アカウントマネージャーより下記手順にて再度即日解約を行っていただけますでしょうか。

■アカウントマネージャー

アカウントマネージャーにログイン後、
「契約一覧」 >  該当ドメイン「詳細」ボタン > 「解約」

なお、上記アカウントマネージャー(弊社契約自体の)アカウント削除につきまして、弊社にて
進行したく存じますので、恐れ入りますが以下ご返信フォームをご確認の上、ご返信くださいますよう、お願いいたします。

【作業代行フォーム】
—————————————————
依頼内容:お客さまIDの無効化を希望(する・)
※「しない」を削除の上ご返信ください。
—————————————————

 

2020/08/21

GMOクラウド御中

ashi-jp.comドメインは6月末に契約解除を申し入れ、22日もかかってやっと他社に移管済み完了になりました久本福子と申します。
本日、あることがきっかけで、御社のアカウントマネジャーにログインしたところ、わたしの名前と関連情報(whois情報)とashi-jp.comドメインがまだ御社のサイトに残っていることが分かり、驚いています。
御社とはすでに解約解除済み、ドメイン移管済みですが、なぜこれらの情報が未だ残っているのですか。

御社のサイトからはわたしの名前や関連情報、ashi-jp.comドメインを完全に削除したいのですが、アカウントマネジャーには削除機能が見当たりません。契約解除すれば全て削除されるはずですが、なぜ残しているのですが。どうすれば削除できますか。即刻、削除方法をご連絡ください。

GMOから情報削除の連絡が届いたのは8月27日でした。なんというしつこさ。GMO相手に、どれほど無駄時間と労力を浪費させられたか。

本号公開後(8/28)、突如、問い合わせフォームから、100数十もの大量のスパムメールが届き始めました。名前の代わりなのかアルファベットを数文字並べただけで、本文は全く空白のメールばかりです。こんなメールの受信はこれまでは皆無に近く、はじめての経験です。やむなく、問い合わせフォームにスパム対策を施しました。よほど本号の内容に我慢がならなかったものと思われますが、大勢いの嫌がらせ実行部隊を持っている勢力か、コンピュータを駆使して嫌がらせメールを大量送信することができる勢力によるものだと思われます。(8/30)

Translate »